個人用や社内利用のQRコードで、UTMパラメータをOFFにする場面と切り替え方法
QRコードにUTMパラメータは必須ではありません。アクセス元を分けて見る必要がないなら、UTMなしのシンプルなURLでQRコードを作って問題ありません。QR Code CreateではUTMのステップにあるスイッチ「UTMを設定する」をOFFにするだけで、UTMなしのQRコードを作れます。
この記事ではUTMを付けなくてよい場面、付けるとどうなるか、切り替え方法、そして計測したい場面でONのままがよい理由を説明します。
UTMパラメータが不要な場面
UTMパラメータは、どのチラシや場所からアクセスが来たかを分けて見るためのものです。分けて見る予定がないなら、付ける意味はあまりありません。
個人用のQRコード
自分や家族、友人だけで使う個人用QRコードがその例です。Wi-Fiの案内ページ、旅行のしおり、写真アルバムへのリンクなどは、誰がどこから開いたかを知る必要がありません。
社内利用のQRコード
社内ドキュメントの共有、会議室の案内、備品へのマニュアルのリンクなど、社内利用のQRコードも同じです。社内向けの案内は外部に公開しない前提のことが多く、アクセス元を分けて見る必要がない場合がほとんどです。
URLを変えたくない場合
ログイン用のリンクのように、URLを変えると意図どおりに動かなくなるおそれがある場合や、すでに別の計測用パラメータが付いたURLを使っている場合も、UTMは付けなくて構いません。
UTMを付けるとどうなるか
UTMを付けると、URLの後ろに utm_source、utm_medium、utm_campaign といったパラメータが加わります。たとえば次のような形です。
https://example.com/menu?utm_source=store&utm_medium=qr&utm_campaign=spring_menu
アクセス計測には役立ちますが、次のような変化があります。
- URLが長くなる
- URLを人が見たときに、読みにくく感じる
- URLが長いほどQRコードの模様(モジュール)が細かくなり、小さく印刷すると読み取りにくくなる
URLをシンプルに保ちたいときは、QRコード用のURLにUTMを付けない選択も有効です。
UTMのON/OFFを切り替える方法
QR Code Createの作成画面(/create)では、次の手順で切り替えます。
- 「UTMパラメータ設定」のステップを開く
- 見出しの右にあるスイッチ「UTMを設定する」をOFFにする
初期状態はONです。OFFにすると入力欄は操作できなくなり、進捗の表示ではこのステップが完了として数えられます。そのまま装飾の設定とダウンロードに進めます。
OFFのときのURL
OFFにすると、QRコードに入るURLには utm_ で始まるパラメータが付かず、URL入力欄に入力したURLがそのまま使われます。元のURLにもともと付いていたクエリも、そのまま残ります。
| 状態 | QRコードに入るURL |
|---|---|
| ON | https://example.com/menu?utm_source=store&utm_medium=qr&utm_campaign=spring_menu |
| OFF | https://example.com/menu |
URLのプレビューにも、UTMのないURLが表示されるので、作成前に確認できます。作成画面から印刷用ポスターのページ(/poster)へ進んだ場合も、OFFの状態が引き継がれます。
ONに戻したときの値
OFFにしても、入力済みのUTMの値は消えません。ONに戻すと、入力欄に元の値が残っています。迷ったときは、いったんOFFにして見た目を確認し、必要ならONに戻せます。
計測したい場面ではONのまま
チラシ、ポスター、店頭のPOP、名刺など、どこからアクセスが来たかを知りたい場面では、ONのままにしておくのがおすすめです。UTMがないと、Google Analyticsなどで「QRコード経由のアクセス」が他の流入に混ざり、どの印刷物から多くアクセスが来たのかを区別できません。
あとから「計測しておけばよかった」と思っても、印刷済みのQRコードのURLは変えられません。公開や配布の予定があるなら、最初はONで作るほうが安全です。設定の詳しい手順は「ツールでのUTMパラメータ設定方法」、UTMそのものの意味は「UTMパラメータとは?初心者向け完全ガイド」で説明しています。
まとめ
- 個人用や社内利用など、アクセス元を分けて見る必要がないQRコードは、UTMなしで作って問題ない
- UTMを付けるとURLが長くなり、QRコードの模様が細かくなる
- 切り替えはUTMのステップのスイッチ「UTMを設定する」で行う。OFFにしても入力済みの値は残る
- チラシやポスターなど計測したい場面では、ONのままにする
用途に合わせて、ONとOFFを使い分けてください。